第30話「三角関係の公式」
【ガビル】
あらゆる物に【美】を見出して
【美】を叫ぶ、プロトデビルン。
前回、サウンドフォースのフォーメーションメドレーによる
サウンドフラッシュ現象(Dr.千葉談)により
聴覚防御システムが破壊され、アニマスピリチアにより
こてんぱんにやられたグラビル。
「しばらく、使い物にならないな」
「これ程、グラビルの美を欠落させるとは」
「アニマスピリチア、恐るべき美の先鋭」
ゲペ「新しき下部達だ」
ガビ「惑星GGT(ゲーゲーテー)に沈めたサンプル共の生き残り」
「マインドコントロールを終えたので」
ゲペ「私の夢に思わぬ光が差し込み邪魔をする。無駄な目覚めを迎えるわけには行かん」
「ガビル、時を止めることは出来ぬぞ」
ガビ「はっ、分かりました。この者共、私の戦略美のコマにいたしましょう」
「折しも、ヤツの致命的な弱点を見つけたところ」
惑星ラクスでシビルを目覚めさせようと
歌を聴かせるバサラの元に急襲をかけるガビル。
「フッフフフッフ、弱点をとことん突いてやる」
「徹底的な美」
「サンプル共よ、見るがよい。我が究極のメカニズム」
「アニマスピリチアの波動。しかし、この刺激を止めることも出来る」
「サウンドウェーブ反転消去!」
「そして、もう一つの弱点はこれだ!」
「貴様達のサウンドウェーブに爆発美を止めることは出来ない」
「答えは簡単だった」
美保「サウンドフォースのサウンドビームが通用しません」
エキセドル「艦長、どうやら、サウンドビームは通常兵器には無力のようですな」
Dr.チバ「敵の方が早く気が付くとは」
ガビ「フッフッフッ、美の乱舞!」
ミレーヌ「バサラ、まだ歌う気? サウンドビームは通用しないみたいよ」
バサラ「関係ねぇ、そんなこと」
熱気バサラのサウンドビームによりマインドコントロールが
とけるマクロス5の兵士達。
ガビ「げぇーっ、さすがのゲペルニッチ様もマインドコントロール期間578では短すぎたか」
「しかし、アニマスピリチアを手に入れずして、ゲペルニッチ様の夢は完成の美を得ない」
バサラの歌う姿勢に刺激を受け、ガムリン、いきなり【QM69】達成!
ガビル撃墜!
「美意識の乱れ!わからない、撤退する」