美は御預け

第31話「熱愛スキャンダル」

【ガビル】
あらゆる物に【美】を見出して
【美】を叫ぶ、プロトデビルン。

バロータ3198XE第4惑星にて

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ガビ「いったい、どうするおつもりで。まだ、ゲペルニッチ様を呼び覚ますにはスピリチアが足りません」

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いきなり、ある物体にスピリチアを放出するゲペルニッチ。

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ガビ「ゲペルニッチ様!」

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ある生命体が呼び覚まされそうになる

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ガビ「バ、バルゴ!」

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呼び覚まされたバルゴ

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バル「ガビル、俺に用か?」

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ガビ「私がおまえなどに用があるはずもない」

どうやら、ガビルとバルゴは仲が悪いみたいだ。

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バル「では、他が我を呼び覚ました」

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ゲペ「私だ。今はここにいる」

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バル「はっ!その目は。何と、ゲペルニッチ様」
「我を先に呼び覚ますとは」
ゲペ「夢の隙間におまえの姿を見たのだ」
バル「夢!」
ゲペ「遥かなる星々の煌めきの間に消えては輝き、輝いては消える。流離いの吟遊詩人が奏でるような微睡みの夢だ」
バル「我が力、必要とあれば、いつでもお貸ししましょう」

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ゲペ「ンアーッ」

バルゴが呼び覚まされた事に不満そうなガビル。

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熱気バサラのアニマスピリチアに吸い寄せられた
バルゴの使い魔達もサウンドブースターの攻撃に
やられてしまった。

結局、今回はガビルの「」を発揮する事は御預けとなった。


第2話「スピリチアレベル」

FIRE BOMBERの行く所どこにでも現れ、熱気バサラに
花束を渡そうとする謎の花束の少女。通称「花束ちゃん」
彼女が熱気バサラに花束を投げ渡し、本懐を遂げるまでの軌跡。

第2話「スピリチアレベル」

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カタスミ・パークのFIRE BOMBERのライブ会場。
まだ、ビヒーダしか来ていないが、花束を抱えて
リハーサルを見守る花束ちゃん。
どうやら、前回、爆風を浴びたが大丈夫だったようです。

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そこへ、突然、敵襲を知らせる警報が鳴り響き、
不安そうな顔を見せる花束ちゃん。

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そして、カタスミ・パークのオーロラビジョンには
ファイアー・バルキリーに乗って敵に歌を聞かせようと
する熱気バサラの姿が映る。

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花束ちゃんも立ち上がり、オーロラビジョンの方へ目をやる。

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戦場に飛び出したバサラ(ファイアー・バルキリー)の
姿を確認し、心配そうに声を漏らす花束ちゃん。
【アアーッ】【アーッ】

そして、バサラは今回も敵に歌を聞いてもらえなかった。


第1話「スピーカーポッド」

FIRE BOMBERの行く所どこにでも現れ、熱気バサラに
花束を渡そうとする謎の花束の少女。通称「花束ちゃん」
彼女が熱気バサラに花束を投げ渡し、本懐を遂げるまでの軌跡。

第1話「スピーカーポッド」

カタスミ・パークのFIRE BOMBERのライブ会場。
遅れて来てしまったのか、観客の後ろの方で
FIRE BOMBERが見える場所を探す帽子をかぶった少女。

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「花束ちゃん」初登場!

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ステージが見える場所を探そうと右往左往しますが、
背が小さいため、なかなか良い場所がありません。

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諦めて、オーロラビジョンに目をやります。

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映ったライブ映像に熱気バサラはまだいません。
「まだ、熱気さん、来てないのか」
と思ったのか【フゥーッ】とため息を付きます。

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ようやく、ステージに空から熱気バサラ登場!
事態が把握できないのか「花束ちゃん」は
キョトンとした顔でステージの方を眺めています。

ライブの最中、突如、敵襲によりシェルオフされたシティ7。

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突如、ステージから走り出す熱気バサラ。

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そして、「花束を渡すチャンス」とばかりに
危険を顧みず、シェルターから花束を抱えて、
バサラに向かって走り出す「花束ちゃん」

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しかし、ファイアーバルキリーに乗って
歌を歌うことしか考えていないバサラに
あっさりスルーされてしまいます。

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「あーっ、行っちゃった」という感じの花束ちゃんと、
「バサラ、何やってるの」という感じのミレーヌ。

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その直後、爆風が二人を襲います。
花束ちゃんの運命は如何に。


爆発美

第30話「三角関係の公式」

【ガビル】
あらゆる物に【美】を見出して
【美】を叫ぶ、プロトデビルン。

前回、サウンドフォースのフォーメーションメドレーによる
サウンドフラッシュ現象(Dr.千葉談)により
聴覚防御システムが破壊され、アニマスピリチアにより
こてんぱんにやられたグラビル。

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「しばらく、使い物にならないな」
「これ程、グラビルのを欠落させるとは」
「アニマスピリチア、恐るべきの先鋭」

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ゲペ「新しき下部達だ」
ガビ「惑星GGT(ゲーゲーテー)に沈めたサンプル共の生き残り」
「マインドコントロールを終えたので」

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ゲペ「私の夢に思わぬ光が差し込み邪魔をする。無駄な目覚めを迎えるわけには行かん」
「ガビル、時を止めることは出来ぬぞ」
ガビ「はっ、分かりました。この者共、私の戦略美のコマにいたしましょう」
「折しも、ヤツの致命的な弱点を見つけたところ」

惑星ラクスでシビルを目覚めさせようと
歌を聴かせるバサラの元に急襲をかけるガビル。

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「フッフフフッフ、弱点をとことん突いてやる」

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徹底的な美

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「サンプル共よ、見るがよい。我が究極のメカニズム」

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「アニマスピリチアの波動。しかし、この刺激を止めることも出来る」
「サウンドウェーブ反転消去!」

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「そして、もう一つの弱点はこれだ!」

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「貴様達のサウンドウェーブに爆発美を止めることは出来ない」
「答えは簡単だった」

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美保「サウンドフォースのサウンドビームが通用しません」

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エキセドル「艦長、どうやら、サウンドビームは通常兵器には無力のようですな」

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Dr.チバ「敵の方が早く気が付くとは」

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ガビ「フッフッフッ、美の乱舞!

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ミレーヌ「バサラ、まだ歌う気? サウンドビームは通用しないみたいよ」

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バサラ「関係ねぇ、そんなこと」

熱気バサラのサウンドビームによりマインドコントロールが
とけるマクロス5の兵士達。

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ガビ「げぇーっ、さすがのゲペルニッチ様もマインドコントロール期間578では短すぎたか」
「しかし、アニマスピリチアを手に入れずして、ゲペルニッチ様の夢は完成の美を得ない」

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バサラの歌う姿勢に刺激を受け、ガムリン、いきなり【QM69】達成!
ガビル撃墜!

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美意識の乱れ!わからない、撤退する」