前回に引き続き、「ミサイルの塗装」です。
前回、サーフェイサーをエアーブラシで吹いたら、
クモの巣状になってしまったのだが、塗料の粘度以外に、
サーフェイサーは粒度が粗いので、0.4mm〜0.5mmくらいの
口径が大きいエアーブラシを使わないとダメみたいなので、
今回はエアーブラシを諦め、Mr.Hobbyの
「Mr.SURFACER1200グレータイプ」を
使用した。
ミサイル頭の彫り込みを埋めてしまわないように
出来るだけ薄く、何回かに分けて吹き付けました。
狭い隙間の部分は、中々、サーフェイサーが
のらない。
あまり、強く吹き付けると、厚くなってしまうし・・・
まあ、細かい事は気にしないで(笑)
次に、アクリル系塗料の「Mr.COLOR」
つや消しホワイト「62」で全体にエアーブラシで
吹き付けます。
この色が「ミサイル」の側面の色になります。
次に、綿棒に薄め液を浸して、ミサイルの頭部分の
塗料を除去し、赤い色を出します。
サーフェイサーとホワイトの2重の層になってるので、
結構、除去するのは大変でした。
綿棒を20本くらい使ってしまった。
そして、写真で見てみると、除去残しが結構・・・
ミサイルの頭部分にホワイトが残っているので、
筋彫りも兼ねて、「筋彫りカッター」で
筋を付けて行きます。
小さいバリが結構出るので、ピンセット等で
除去しておきます。
最後にエナメル系塗料のタミヤカラー
フラットブラック「XF-1」と
エナメル塗料(溶剤)「X-20」を
1:1くらいの割合で混ぜます。
粘度はかなり低い状態です。
まず、ミサイルのベースになる部分に
外側から筆で流し込むようにたらすと
ミサイルの周りを回り込むように
塗料が流れて行きます。
ただ、隙間の狭い部分は中々、流れ込みません。
次はミサイルの頭部分の筋に流し込みます。
塗料を少量、筆に付けて、「十文字マーク」の
中心にチョンと筆を付けるような感じで
塗料を付けて行くと、筋彫りした
「十文字マーク」の中を塗料が流れて行きます。
あまり、たくさん塗料を付けると溢れて
しまいますので、その場合は、エナメル溶剤を
綿棒に付けて拭き取ります。
エナメル溶剤はラッカー系の塗料を
除去しないので、側面のホワイトは
拭き取らず、ブラックの部分だけを
除去します。
これで「ミサイル」は完成です。
次回はアーマードの脚部分を作ります。