第32話「ジャミングバーズ」
【ガビル】
あらゆる物に【美】を見出して
【美】を叫ぶ、プロトデビルン。
Dr.千葉の「音エネルギー理論」に基づいた
サウンドブースターにより、プロトデビルンに対し
着実に実績を重ねたファイアーボンバーに
気を良くした軍は「M−Project」を軌道に乗せようと
「第二のファイアーボンバー」を探していた。
そして、シティ7では新たなプロジェクトの
メンバーをオーディションしていた。
新たなバンドの名前は「ジャミングバーズ」
素晴らしいプロポーションの千歳リップルさん。
一度はバンパイアーにスピリチアを吸い取られながらも
復活したボビー・ラコステ。
そして、「ミリア市長」
って、エースのミリアさん、何やってるんですか。
思わず、頭を抱えるマックス艦長。
オーディションも終わり、メンバーも決まって、
厳しいリハーサル?の後、ついに「ジャミングバーズ」のお披露目会。
プロデューサーはハニー・鈴木。
赤いシャツの気持ち悪い男(笑)です。
お披露目ライブが始まりました。
千歳リップルさんは合格したみたいですね。
ボビー君も合格してました。
ミリア市長は残念ながら・・・
お披露目ライブの途中にいきなり敵襲のサイレンが。
ガビ「ゲペルニッチ様のマインドコントロール期間、1450」
ガビ「完璧美を見せてやる」
「ジャミングバーズ」は初陣に出るもまったく
歌うことが出来ない。
バサラは軍にバルキリーを抑えられ、戦場に出ることが出来ない。
それでも、ミレーヌ・レイ・ビヒーダが駆けつけ、
歌エネルギーでマクロス5の兵士達のマインドコントロールを解いていく。
ガビ「同じ手か。美では無い」
マインドコントロールが解かれたマクロス5の兵士達に
再び、マインドコントロールのビームを浴びせる。
ガビ「敵を殲滅せよ、徹底的に殲滅せよ」
「殲滅美」
再び、マクロス5の兵士達はマインドコントロールに
かかり、ミレーヌ達を攻め立てる。
ガビ「我がマインドコントロールパワーの威力!究極の増幅美!」
バサラがいない事に気がついたガムリンは
軍の格納庫へ行き、ファイアーバルキリーを
バサラに渡す。
「って、ガムリンさん、大丈夫なの?」
そして、熱気バサラ登場!
Dr.千葉「よーし、サウンドブースター1号機、発進!」
バサラの歌エネルギーにより、マクロス5の兵士達は
どんどんマインドコントロールが解けて、
戦いを放棄始める。
ガビ「なーに、所詮、繰り返しの技。美の欠片も無い」
ガビ「ンーーーーーー、グーーーーーーッ」
バサ「ガラスに変わってしまうーーー」
ガビ「グアーーーーッ、何だ、今日のアニマスピリチアは」
ガビ「いや、究極の美ではない。これは怒りの美」
軍のやり方に怒りを覚え、歌が何なのかを確かめようとした
バサラの渾身のサウンドビームにガビルも撤退せざるを
得なかった。